中国料理
古きよき時代の四川をイメージした雰囲気のある店内。そこで供されるのは、四川でも食を学んだ井桁良樹シェフの繊細なセンスで紡ぎだす、素材の良さを生かしたオールド四川料理。
麻辣油は香り立つスパイシーな辛さのマー(麻)と唐辛子のぴりりと辛いラー(辣)、二つの風味を融合した調味油。八角やウコン、四川料理に欠かせない白のカルダモンなど多種のスパイスを1時間以上炒めて、油を香りに移した後に熱した唐辛子を入れるなど、手間ひまをかけてできあがる。冷奴やピータンに直接かけたり、豚しゃぶのゴマだれに一滴垂らせば、シンプルなメニューが香り高い四川風のひと皿に。