商店街について

麻布十番商店街の十番ルール

港区の協力を得て「麻布十番商店街の十番ルール」なるものを作成しました。

  1. 1麻布十番商店街振興組合に加盟します。
    地下鉄の誘致や地上までのエスカレーター、街路灯や歩道、パティオ広場の整備など組合負担で実現したものです。
    加盟により「納涼まつり」に出店でき、商店街地図、十番だより、ホームページ等に掲載します。
  2. 2商店街の事業に協力します。
    地域と商店街を盛り上げ、魅力を高める様々なイベントを実施しています。
    出来る限りの協力をお願いします。
  3. 3麻布十番のブランドを保ちます。
    現状では、多くの小売店は、午後8時、飲食店は午後11時で終了しています。
    「夜の街」にならないよう品のある麻布十番のブランドを保って下さい。
  4. 4健康・健全な商店街づくりを進めます。
    近隣にある東洋英和女学院(幼稚園~高等部)、南山小学校、幼稚園、西町インターナショナルスクールなどの通学路にあたります。
    風俗営業や客引きのない商店街づくりにご協力下さい。
  5. 5街並みにあった店鋪づくりに協力します。
    石畳の街並みや周辺の緑と調和した、落ち着いた色彩、
    デザインの採用にご協力下さい。
  6. 6歩道上の看板を自粛します。
    お客さまが歩きやすい商店街として、
    歩行の障害となる商品展示、置き看板、のぼり旗などを歩道上に出さないようにご協力下さい。
  7. 7交通安全に協力します。
    効率的な搬入に努め、
    路上駐車や駐輪などの自粛にご協力ください。
  8. 8きれいで清潔な商店街づくりを進めます。
    街路樹などの緑をまもると共に、
    街路や店舗前の日常清掃にご協力下さい。
  9. 9家庭的な温かな雰囲気づくりを進めます。
    子供や高齢者に声をかけるなど、
    親切で安心安全な商店街づくりにご協力下さい。
  10. 10魅力ある商店街づくりを進めます。
    ”ほほえみの街・麻布十番”、”住みつづけたい街・麻布十番”をコンセプトに
    全ての出店者が一致協力して商店街づくりに参加して下さい。

きみちゃん像

パティオ十番に建てられた「きみちゃん像」

誰もが知っている童謡、野口雨情の「赤い靴」のもととなった悲しい実話。

きみちゃん像と「赤い靴」

赤い靴(くつ) はいてた 女の子
異人(いじん)さんに つれられて 行っちゃった
横浜の 埠頭(はとば)から 汽船(ふね)に乗って
異人さんに つれられて 行っちゃった
今では 青い目に なっちゃって
異人さんの お国に いるんだろう赤い靴 見るたび 考える
異人さんに 逢(あ)うたび 考える

1922年に発表された童謡『赤い靴』(野口雨情作詞・本居長世作曲)の歌詞は、
実在の少女をモデルに書かれたとされています。
綿密な調査を経て菊地寛が発表した小説『赤い靴はいてた女の子』(1979年、現代評論社刊)
の記述が、定説とされているものです。

 少女は、岩崎かよの娘、きみ。
幼い頃に母親と離ればなれとなった末に孤児院に預けられ、結核に侵されて、
横浜から汽船に乗ることもなく、母親との再会も叶わず、わずか9歳で亡くなってしまったそうです。
かよは、最愛の娘がアメリカに渡って幸せに暮らしていると思い込んだまま、生涯を過ごしました。

 『赤い靴』にまつわるイメージをモチーフとして、幾つかの像が作られています。
麻布十番商店街は1989年2月28日、パティオ十番に『きみちゃん像』(佐々木至作)を建てました。
岩崎きみの最期を看取った孤児院が、麻布の鳥居坂教会(跡地は、現在の十番稲荷神社)に在ったからです。

きみちゃんのチャリティー

幸薄かった母と子の生涯に思いを寄せて冥福を祈る人々が、像の足下にお金を置くようになりました。
維持管理をして下さっている山本仁壽さんによると、最初の日は18円だったそうですが、
その後一日も途絶えることなく、浄財は貯まってゆきました。
麻布十番商店街は、それらを世界中の恵まれない子どもたちのために役立てて貰うため、
毎年日本ユニセフ協会に寄贈し、その累計は約1200万円にもなっています。
(他に、阪神大震災の義援金70万円、スマトラ大震災の義捐金に60万円を拠出)

港七福神めぐり

長寿と福徳をもたらすといわれている七福神めぐりはいかがでしょうか。
港区では七福神のほかに十番稲荷神社には全国でもめずらしい「宝船」があるので八ケ所をまわります。
港七福神めぐりは、七福神を祀る神社、寺院に宝船の巡拝所を加え、6社・2寺で構成されています。
このご朱印の専用色紙と巡拝用の地図は各社寺にて配布していますので、お尋ね下さい。
御朱印代は各社寺とも300円です。

※港七福神めぐりの期間は、1月1日〜成人の日までです。
期間外は全八ヶ所の御朱印は揃いませんのでご注意ください。また、専用台紙の授与もございません。

お参りの作法
  1. 二拝(深くお辞儀を2回)
  2. 二拍手(手を2回たたく)
  3. 一拝(深くお辞儀を1回)

十番の四季

麻布十番商店街の年間イベント一覧、イベント写真はこちらからご覧いただけます。